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防水工事の種類や特徴

防水の基礎知識

防水工事の種類と特徴|
建物に合った工法の
選び方を徹底解説

2026.05.19 防水工事
01

ABOUT WATERPROOFING

防水工事とは

建物への雨水の浸入を防ぎ、
大切な建物を長く守る工事です。

防水工事とは、屋上やベランダ、バルコニー、外壁などに防水層を形成し、建物内部への雨水の浸入を防ぐための工事です。

建物は雨や紫外線の影響を受け続けるため、時間の経過とともに防水層のひび割れや浮き、剥がれ、色あせなどが発生することがあります。

防水層の劣化を放置すると、雨漏りだけでなく下地や構造部分の腐食につながる可能性があります。建物の状態や施工場所に合った防水工法を選び、適切な時期にメンテナンスすることが大切です。

  • 01 雨水の浸入を防ぐ 屋上やベランダなどに防水層を形成し、建物内部へ雨水が浸入するのを防ぎます。
  • 02 建物の劣化を抑える 雨水による下地や構造部分の腐食を防ぎ、建物を長く使用できる状態に保ちます。
  • 03 定期的な点検が重要 ひび割れや浮き、色あせなどの劣化を早めに発見することで、大きな修繕を防ぎやすくなります。
防水工事が施工された建物の屋上
BUILDING WATERPROOFING H・R BOUSUI
02

URETHANE WATERPROOFING

ウレタン防水の特徴

液体状の防水材を塗り重ね、
継ぎ目のない防水層を形成します。

ウレタン防水は、液体状のウレタン樹脂を施工箇所へ塗り重ね、硬化させることで防水層を形成する工法です。

液体状の防水材を使用するため、室外機や配管などが設置された場所や、凹凸のある複雑な形状にも施工しやすいことが特徴です。

屋上やベランダ、バルコニーなど幅広い場所で採用されており、既存防水層の状態によっては撤去せずに改修できる場合もあります。

屋上に施工されたウレタン防水
URETHANE WATERPROOFING H・R BOUSUI

ウレタン防水の主な特徴

  • 01

    複雑な形状にも施工しやすい

    液体状の防水材を使用するため、凹凸や配管、室外機などがある場所にも柔軟に対応できます。

  • 02

    継ぎ目のない防水層を形成

    防水材を塗り重ねて一体化させるため、シートのような継ぎ目がない仕上がりになります。

  • 03

    改修工事にも対応しやすい

    既存防水層の種類や状態によっては、既存の防水層を活かしながら施工できる場合があります。

適している場所

屋上・ベランダ・バルコニー・庇など、複雑な形状や設備が設置されている場所に適しています。

施工時の注意点

防水性能を確保するには、適切な厚みで均一に塗布する技術が必要です。また、施工中の天候や乾燥時間にも注意する必要があります。

03

SHEET WATERPROOFING

シート防水の特徴

防水シートを敷き詰め、
屋上全体に防水層を形成します。

シート防水とは、塩化ビニールや合成ゴムで作られた防水シートを下地へ固定し、建物内部への雨水の浸入を防ぐ工法です。

防水シートは工場で均一な厚みに製造されているため、施工する場所によって防水層の厚みに差が生じにくいことが特徴です。

主に広い屋上で採用されており、使用するシートの素材によって「塩ビシート防水」と「ゴムシート防水」に分けられます。

屋上に施工されたシート防水
SHEET WATERPROOFING H・R BOUSUI

シート防水の主な種類

01

PVC SHEET

塩ビシート防水

塩化ビニール製の防水シートを使用する工法です。耐候性や耐久性に優れており、広い屋上や改修工事などで多く採用されています。

02

RUBBER SHEET

ゴムシート防水

伸縮性のある合成ゴム製のシートを使用する工法です。軽量で下地の動きに対応しやすい一方、傷や衝撃には注意が必要です。

シート防水の主な特徴

  • 01

    防水層の厚みが均一

    工場で製造されたシートを使用するため、施工場所による防水層の厚みの差が生じにくい工法です。

  • 02

    広い屋上に適している

    一定の形状が続く広い場所へ効率よく施工しやすく、マンションやビルなどの屋上に適しています。

  • 03

    耐久性に優れている

    特に塩ビシートは紫外線や熱の影響を受けにくく、適切に施工することで長期間の防水性能が期待できます。

適している場所

マンションやビル、工場などの広い屋上や、凹凸や設備が比較的少ない場所に適しています。

施工時の注意点

シートの継ぎ目や端部、立ち上がり部分の処理には専門的な技術が必要です。複雑な形状の場所では施工が難しい場合があります。

04

FRP WATERPROOFING

FRP防水の特徴

軽量で強度の高い、
硬く丈夫な防水層を形成します。

FRP防水とは、ガラス繊維で補強したプラスチックを使用し、軽量で強度の高い防水層を形成する工法です。

防水層が硬く、歩行や衝撃に強いため、ベランダやバルコニーなど人が歩く場所で多く採用されています。

硬化するまでの時間が比較的短く、施工する場所や天候などの条件が整えば、短期間で工事を進めやすいことも特徴です。

ベランダに施工されたFRP防水
FRP WATERPROOFING H・R BOUSUI

FRP防水の主な特徴

  • 01

    軽量で強度が高い

    軽量でありながら硬く丈夫な防水層を形成でき、建物への重量負担を抑えながら防水性能を確保できます。

  • 02

    歩行や摩耗に強い

    硬く耐摩耗性に優れた仕上がりになるため、日常的に人が歩くベランダやバルコニーに適しています。

  • 03

    比較的短期間で施工できる

    防水材の硬化が比較的早いため、施工環境が整っていれば工期を抑えやすい防水工法です。

適している場所

戸建て住宅やマンションのベランダ、バルコニーなど、比較的小さく人が歩く場所に適しています。

施工時の注意点

防水層が硬いため、下地の動きが大きい場所や広い屋上では、ひび割れが生じる可能性があります。施工場所に適しているか事前の確認が必要です。

05

ASPHALT WATERPROOFING

アスファルト防水の特徴

複数の防水層を重ね、
水密性と耐久性を高めます。

アスファルト防水とは、アスファルトを含んだ防水材料を重ねて施工し、厚みのある防水層を形成する工法です。

防水層を複数重ねることで高い水密性を確保しやすく、長期間にわたって防水性能を維持しやすいことが特徴です。

マンションやビル、学校、公共施設などの広い屋上で多く採用されており、建物の用途や下地の状態に合わせて施工方法を選びます。

屋上に施工されたアスファルト防水
ASPHALT WATERPROOFING H・R BOUSUI

アスファルト防水の主な特徴

  • 01

    高い水密性を確保しやすい

    防水材料を複数重ねることで厚みのある防水層を形成し、雨水が浸入しにくい状態へ仕上げます。

  • 02

    耐久性に優れている

    適切に施工して定期的な点検やメンテナンスを行うことで、長期間の防水性能が期待できます。

  • 03

    広い屋上に適している

    マンションやビル、学校、公共施設など、面積が広く高い防水性能が求められる屋上に適しています。

適している場所

マンション・ビル・工場・学校・公共施設など、広い面積と高い防水性能が求められる屋上に適しています。

施工時の注意点

工法によっては施工時に熱やにおいが発生する場合があります。また、防水層の重量や下地の状態も考慮し、建物に適した施工方法を選ぶ必要があります。

06

HOW TO CHOOSE

防水工法の選び方

施工場所や建物の状態に合わせて、
適切な防水工法を選ぶことが大切です。

防水工法は、それぞれ耐久性や仕上がり、適している施工場所が異なります。どの建物にも同じ工法が適しているわけではありません。

施工場所の広さや形状、既存防水層の種類、設備の有無、今後の使用方法などを確認したうえで、建物に合った工法を選ぶ必要があります。

見た目だけでは下地内部の状態まで判断できないため、施工前に現地調査を行い、劣化状況を確認することが重要です。

  1. 01

    施工する場所と広さ

    屋上・ベランダ・バルコニーなど、施工場所の用途や面積によって適している工法が変わります。

  2. 02

    屋上の形状や設備の有無

    室外機や配管、架台などが多い場所では、複雑な形状にも対応しやすい工法を検討します。

  3. 03

    既存防水層と下地の状態

    現在施工されている防水層の種類や、ひび割れ・浮き・水分の有無によって必要な下地処理や工法が異なります。

  4. 04

    耐久性とメンテナンス方法

    工事後にどの程度の期間使用したいか、定期的な点検や保護塗装ができるかも考慮して選びます。

01

設備や凹凸の多い屋上

ウレタン防水

液体状の防水材を使用するため、室外機や配管などが設置された複雑な形状にも施工しやすい工法です。

02

広く平らな屋上

シート防水

防水層の厚みが均一になりやすく、マンションやビル、工場などの広い屋上に適しています。

03

ベランダ・バルコニー

FRP防水

軽量で強度が高く、歩行や摩耗にも強いため、比較的小さなベランダやバルコニーに適しています。

04

高い耐久性が必要な広い屋上

アスファルト防水

水密性と耐久性に優れており、ビルやマンション、学校、公共施設などの屋上に適しています。

IMPORTANT POINT

防水工法は、現地調査を行ってから決定します。

同じ屋上やベランダでも、既存防水層や下地の状態によって適切な施工方法は異なります。建物の状態を確認せず、工法だけで判断するのは避けましょう。

07

FREQUENTLY ASKED QUESTIONS

防水工事のよくある質問

防水工事をご検討中の方から、
よくいただく質問にお答えします。

防水工法の選び方や工事のタイミング、施工期間、メンテナンスなど、事前に知っておきたい内容をまとめました。

Q どの防水工法を選べばよいですか?
A

適切な防水工法は、施工場所や既存防水層、下地の状態によって異なります。

設備や凹凸が多い場所にはウレタン防水、広く平らな屋上にはシート防水、ベランダにはFRP防水、高い耐久性が必要な広い屋上にはアスファルト防水などが選択肢になります。最終的には現地調査を行ったうえで判断します。

Q 防水工事は何年ごとに必要ですか?
A

防水工事の時期は、使用している工法や施工環境、日頃のメンテナンス状況によって異なります。

耐用年数だけで判断せず、ひび割れや浮き、剥がれ、色あせなどの劣化症状がないか定期的に点検することが大切です。

Q 防水層の劣化にはどのような症状がありますか?
A

主な劣化症状には、ひび割れ・浮き・膨れ・剥がれ・色あせ・排水不良などがあります。

水たまりが長時間残る場合や、天井や壁に雨染みが見られる場合も注意が必要です。早めに点検することで、大規模な補修を防ぎやすくなります。

Q 雨漏りが発生する前でも相談できますか?
A

はい、雨漏りが発生する前でもご相談いただけます。

防水層の劣化を早い段階で発見して補修することで、建物内部への雨水の浸入や下地の腐食を防ぎやすくなります。気になる症状がある場合は早めの点検がおすすめです。

Q 防水工事にはどのくらいの期間がかかりますか?
A

工事期間は、施工面積や防水工法、下地の状態、天候によって異なります。

下地の補修が必要な場合や、乾燥時間を確保する必要がある工法では、工期が長くなることがあります。現地調査後に施工内容とあわせてご案内します。

Q 施工後にメンテナンスは必要ですか?
A

はい、防水性能を長く維持するためには定期的な点検とメンテナンスが必要です。

排水口の清掃や防水層の確認を行い、必要に応じてトップコートの塗り替えや部分補修を行うことで、防水層を長持ちさせやすくなります。

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H・R防水では、建物の状態を確認したうえで、施工場所や既存防水層に適した工法をご提案します。点検やお見積もりについてもお気軽にご相談ください。

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